2004年05月28日

ONTOMO MOOK シリーズ

「ミュージック・マガジン増刊CDベスト100シリーズ」の購入が躊躇われたのは、
主題が同様である場合、ONTOMO MOOK シリーズが優先してしまうからです。

「CDベスト100シリーズ」は B6版で収録 CD も厳選されているとはいえ 100枚と少ないのに対し、
「ONTOMO MOOK シリーズ」は B5版で500枚前後の CD が紹介されています。

「CDベスト100シリーズ」が 1200円くらいで、
「ONTOMO MOOK シリーズ」は 1500円前後ですから、
どうしても後者が優先されます。

「ONTOMO MOOK シリーズ」はポピュラー系とクラシカル系のそれぞれ1冊という感じで出版され始めたように思います。

次はポピュラー系の最初の1冊だったように思います(クラシカルも少し含む)。

『はじめての音楽通』1993.

ミュージック・マガジン増刊『ミュージック・ガイドブック』などと同趣旨ながら
ずっと一般向けに親しみやすくなっていると思いました。感謝と要望の葉書を編集部に送りました。


他には、

『ロック・クラシックス:ロック黄金期の CD 500』企画協力 大鷹俊一・渡辺亨,1993.

類書の中でよくできた本だと思いました。Rock Greatest と題された Part 1 でビック・ネームの5枚ほどの代表作が挙げられ、Rock Classics と題された Part 2 で1アーティスト1作が挙げられています。
これともう一冊 (『はじめての音楽通』か、『70年代ヒット・ポップス CD ガイド』)は小さな版の改訂版が出ていたように思います。


『無敵のブラック・ミュージック』企画協力 小出斉,1994.

黒人音楽関係のガイド本もたくさんありますが、
この本は一般向けでとてもよくできた本だと思いました。


アート・オブ・フォーキー 〜CDガイド480』監修 鈴木カツ,1998.


シンガーソングライター名盤700』編集協力 小川真一・小尾隆・鈴木カツ・永田功・長門芳郎,2000.

このあたりは現在散策中の音盤です。

他に次を買っています。

『ヴォーカリスト 334』1994.
『ギタリスト 400』1995.

『ロック・オルタナティヴ』企画協力 小野島大,1994.

『UK ロック・ファイル』監修 大鷹俊一,1997.

『ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシヴ・ロック』企画協力 山岸伸一・松山晋也,1999.

ROCK名盤 コレクション・ガイド』2001.
アーティスト毎の代表作選盤。



『「60年代音楽」 〜1960s Beat Classics』監修 赤岩和美・上柴とおる・小川隆夫,1999.

『70年代ヒット・ポップス CD ガイド』企画協力 伊藤悟・矢口清治,1995.(これは古本で買いました。)

『日本ロック&フォーク・アルバム大全 1968-1979』監修 田口史人・湯浅学・北中正和,1996.
日本ロック&フォーク・アルバム大全 ラヴ・ジェネレーション』現在のものは改訂版です。


他に次のようなものがありますが、持っていません。
ミュージカル完全ガイド
完全新版モダン・ジャズ名盤500
Beatle Vibrations/ビートルズのフォロワーたち


この種の本は最近あまり出版されなくなったように思います。
その原因はインターネットの普及でしょう。音楽関係にはたくさんの優れたサイトがあります。

ポピュラー音楽の名盤サイトとして、例えば、
次のようなものがあります。

日本人サイト
名盤400選

海外サイト
Acclaimed Music (チャートや雑誌等の名盤リストを統計処理)

この種のものは自分には関係ないという態度もありえますが、
知らないものが入っていると気になるのが音楽ファンだと思います。

barbara at 13:02│Comments(0)TrackBack(0) 音楽 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔