2004年05月31日

後藤雅洋氏

後藤雅洋氏のサイトがあるのを知りました。

今回の輸入 CD 問題では、ジャズの方面で反対運動の中心的働きをしているらしいことを知り、検索したところ、すぐ見つかりました(この問題について、シンポジウムくらいからその動向を注視していますが、特に高橋健太郎氏の見解に感心することが多いです)。

後藤氏の「5月15日(土) 勃て! ジャズ関係者よ!」から一部引用します。

>ともあれ、ほとんどアメリカ資本に牛耳られている日本のレコード会社が目先の利益に目がくらみ、ファンをないがしろにしていることに変わりは無い。これで連中は再販制度と輸入盤規制の2本立てという、世界に例を見ない消費者無視の体制のもと、日本の音楽市場を自由にコントロールしようというわけだ。こういうことをすれば間違いなく日本の音楽シーンは退廃する。心ある音楽関係者、ファンが反対するのは当然だ。

>しかしこの件に対するロック関係者のエネルギーには正直驚嘆するとともに、ジャズ界の相対的出遅れ状況にも考えさせられた。これは村井さんの言だが、ロック界は中村とうよう氏の長年に渡る「政治教育」がこうした危機状況に対するまっとうな反応を招来させたのに対し、ジャズ界は悪い意味での「旦那趣味」に陥っているのではないか、というのだ。私もそう思う。救いになるのは中山康樹さんはじめ宝島ムック執筆者の多くが、レコード会社との微妙な関係を顧みず、法案反対の意見書に署名していたことだ。別に示し合わせていたわけではないけれど、嬉しいことである。


現在販売中の書籍に限られるようですが、後藤雅洋氏の著書目録もありました。
他にも著書があったはずなので、そのうち調査したいと思います。
ジャズ関係の本は最近見ていないこともあり、方々に散乱したままです。

barbara at 22:30│Comments(0)TrackBack(0) 音楽 

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